循環器病とは心臓と血管の病気のことです。

歯周病とは、簡単に言えば、口の中の潰瘍です。

歯周ポケットの面積を合計すると、歯周病の方は、手のひらサイズの面積の大きな潰瘍があるといわれてます。

これだけの大きなサイズの潰瘍があると思うと、ぞっとしますよね。

さらに、循環器病の原因となるアテローム性動脈硬化症が、歯周病の進行と関係があることがわかってきました。アテローム性動脈硬化症が起きている部分から、歯周病菌が検出されてたと言う調査結果が多数報告されています。

15年以上前には既に、歯周病が良くなれば、循環器の病気にかかりにくくなると言う研究結果も発表されているようです。

もし検診などで、[動脈硬化の傾向があります]という指摘を受けてたら、必ずしておきたいことの1つが、痛みなどの自覚症状がなくても、口の中をチェックをもう一度受けるという事が必須ですね。