先日、テレビで悪徳リフォーム業者がお年寄りを騙して、大金を騙し取る手口を紹介していました。
いかにも行政から委託をされているかのような切り口で安心させ、更に無料で点検を行って信頼を得て、不具合を見つけ適当な工事を
行い大金を騙し取るという手口です。
その不具合というのも、殆ど問題のない内容です。
それを、素人では解らないような説明をして危機感を煽り、工事を依頼させるのでしょう。
ホント許せない奴等ですよね。
そんなテレビを見ていて思ったのが、こんな悪徳リフォーム業者に騙された被害者が増えると、私共のようなエアコン工事業者の提案営業にも影響が出るのではないかという事です。
例えば、エアコンの修理に伺って機器が古く部品も販売終了で修理が不可能な場合、新しい機器への入替工事の提案も行います。
部品がまだあったとしても、十数年経過しているエアコンの場合一度修理してもまた他の部分が壊れて更に修理代がかかる場合もありますし、それなら電気代のかかる昔のエアコンから省エネな新品に変えたほうが長い目でみれば断然お得となります。
こんな営業トークも、「調子のいい事言って高いエアコンを買わせようとしているのか?」と疑われてもおかしくありません。
もちろんそんな事は更々なく、お客さんにとって最善の案を提案しているつもりですし、そもそも私共は依頼がなく飛び込みで営業をするなんて事はしませんけどね。
なんか、余計な神経を使っちゃいます。
でも、もしかしたら、エアコン業界でも飛び込み営業で無理やり高いエアコンを買わせるような悪徳業者もいるかもしれません。
そうは思いたくないですけど、悪い奴等はどこにでもいますからネ~。
古いエアコンの室外機を見つけ、飛び込みで入替の提案をするのも立派な営業だと思います。
エアコンに限らず、まじめにやっている全ての飛び込み営業の方々からしてみたら、ホント迷惑な話です。
昔のような、地元に密着した電気屋さんや工務店さんが少なくなり、低価格だけをうたい文句に一回限りの契約で後は知らんぷり的な
全国区の業者が主流となってしまった負の遺産なのかもしれません。
嫌な社会になりましたね~。