今日はフロンガスの回収作業の4日目です。
今回のフロンガス回収は、建物1棟全ての空調機が対称なので、全部で空調機が40台そしてフロンガスは300ｋｇという大仕事でした。
さすがにフロンガス回収器を2台使っても4日間かかりました。
空調機を撤去する場合は、このような機器内に入っているフロンガスを全て回収してフロンガスが入っていない状態にしなければ廃棄する事が出来ません。
これも地球温暖化防止のための大切な作業なんです。
そして、回収したフロンガスは破壊処理業者に持っていってちゃんと破壊処理をしてもらい、破壊処理証明書を発行してもらわなければならないんです。
それと、私ども回収業者としては、フロン回収証明書というものを発行します。
ここまでやって、やっと空調機を廃棄できるんです。
しかし現実はどうなんでしょう？
残念ながら廃棄する空調機全てが、フロン類回収業者登録店の資格を持った回収作業員が回収を行っている事はないでしょう。
法律で決まっていることなのですが、浸透するのにはまだまだ時間がかかりそうです。
産業廃棄物の不法投棄に似てますね。
今では産業廃棄物の不法投棄は取り締まりも厳しくなって犯罪だと誰もが解るようになってきましたが、一昔前はやりたい放題でしたからネ。
地球温暖化を防ぐ為にも、一日でも早くフロンの大気解放は立派な犯罪だと誰もが思うようになってほしいものです。
静岡県沼津市のエアコン専門店。
㈱沼冷
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