ダイキンの業務用エアコンには、FIVESTAR(ファイブスター)ジアスというシリーズとエコジアスというシリーズがあります。
簡単に言うとFIVESTARジアスは超省エネタイプの高級品でエコジアスが標準品という事になります。
ではどのような違いがあるのでしょう？
まずは価格ですが、FIVESTARジアスはエコジアスにくらべ購入価格で約25%程高いです。
先日見積もった6馬力の床置きタイプを例にすると、FIVESTARジアスが400,000円でエコジアスが320,000円でした。
結構差額ありますよね～。
場合によっては、エコジアスにしたらワンランク上の能力のものが買えちゃうかもしれません。
そうなると、気になるのが「それだけの違いってあるの？」って事ですよね。
車でもなんでも高級品が高いのは当然ですが、ようはそれだけの価格差に価値観を見いだせるかどうかという事ではないでしょうか？
まず省エネ性能ですが、APF(通年エネルギー消費効率)の値でみると約8%～15%FIVESTARジアスのほうが省エネとなっています。
使い方にもよりますが電気代は多少安くなりますので、電気代の差額が何年で機器の差額を埋められるかという事ですね。
次に機能の違いなんですが、一番の違いはFIVESTARジアスには温感センサーが付いているという点です。
このセンサーにより、人の存在を確認たり床近辺の温度を感知したり出来ますのでより効率のよい快適な運転が出来ます。
先ほどのAPFの数値の差はあくまでも機器自体の性能差ですので、このような効率のよい運転をする事で更に省エネ効果があがるかもしれませんネ。
他の機能の違いは殆どありませんので、事務所など「とにかく冷えて暖まれば
いいや」とお考えの方にはそれほどの価値観は見いだせないかもしれません。
逆にお客様がこられるようなレストランなどで、お客様により良い快適な空間を提供したいとう場合はFIVESTARジアスのセンサー機能はかなり有効でしょう。
実際、現状の売り上げ比率をメーカーに聞くと、圧倒的にエコジアスシリーズの比率が高いそうです。
やはり価格ですかね？
以上私の見解をまとめると、FIVESTARジアスとエコジアスの違いは、価格と多少の省エネ性能の違いのみと思われます。
機器の寿命も変わりありませんしダイキンという世界のTOPメーカーのものですから標準品といってもなんの欠点もありません。
また電気代を節約したいのなら、客商売でない限り少し我慢すれば節約は可能となるでしょう。
ということで、「エコジアスで十分かな～
」という感じです。
あくまでも私見ですので、ご参考までにという事で。
ダイキン工業代理店
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