先日他界した父の葬儀も無事終わり、今は葬儀のあとの諸手続きにバタバタしております。
非常に沢山の方々のご参列を戴き、ただただ感謝です。
しかし、芳名帳に私も母も知らない名前がひとつだけあったんです。
それは㈱たかやなぎというお名前でした。
父の古いご友人の方々にも多数参列戴き大変懐かしい方もいらっしゃったんですが、この名前だけはどうしても解からなかったんです。
しかし後日それが誰なのか判明いたしました。
その方が、後日贈答品のカタログを持って家に来られたんです。
「この度はご愁傷様でした。今後の法事関係での贈答品は是非当社でお願い致します。」と。
そうなんです。
この㈱たかやなぎとは我々遺族とは全く関係のない単なる贈答品を扱う会社だったんです。
これってどうなんでしょう。
葬儀屋さんに後から聞いたんですが、どうやらこのようにところ構わず通夜に参列して遺族の住所を調べて営業に回っているみたいです。
私はちょっと非常識だと思うんですけどね~。
こんな営業が認められたら、我々も片っ端から通夜に参列して
「この度はご愁傷様です。エアコン取付のお話しがあったら是非当社で。」
と営業していいのでしょうか?
いやいや、そんな事は絶対に絶対出来ません。
お通夜とは、生前故人やその遺族とお付き合いがあった方々が最後のお別れに来る場所ではないのでしょうか?
更に頭にきたのが、母が「お香典貰ってるから、四十九日の品物はここに頼まなきゃ悪いかな?」とその気になってしまった事です。
母には、よく説明して「冗談じゃない」と窘めました。
母も冷静に考えたら、「失礼な話ね。」と怒り出しました。
最近の営業はなんでもありなんでしょうかね~。
少しは、礼儀というものを考えてほしいものです。
おそらく、この行為は営業マン単独の考えではないでしょうから、この会社自体の常識を疑いたくなります。
みなさんもご注意を。