今日は冷凍機の冷媒漏れ調査でした。
先週の金曜日に、ガス量が不足しているとの事で調査に行き圧力計で検査したところ、やはりガスが抜けていてガスを充填してきました。
同時にリークテスターを使いガス漏れをチェックしたのですが見つける事ができませんでしたので、週末様子を見て今日また減ってないかどうか点検するという事にしたんです。
しかし今日も漏れ個所を見つけることはできませんでした。
リークテスターも万能ではないんですよね。
ほんの微量の漏れの場合はリークテスターでも反応しない事が多いんです。
それが、悪名高きスローリークなんです。
実際にガス量が減っているのですからガスが漏れている事は確かです。
しかし、漏れ方も様々で、一気に漏れて機械を異常停止させてしまう場合と数ケ月かけて徐々に漏れて最終的に機械を異常停止させる場合があるんです。
後者をスローリークと言います。
一気に洩れた場合は漏れ個所の特定もわりと簡単なんですが、目に見えないような穴から微量に漏れ続けるスロ-リークの場合、見つけるのは非常に困難です。
このスローリーク箇所がどうしても見つからない場合には、窒素加圧による調査という方法もありますが、窒素加圧による調査はお金もかかりますので、このような場合は不足分の冷媒を充填して様子見にする場合が多いですね。
もしかしたら、しばらく持つかもしれませんから。
これでまた減るようであれば窒素加圧による調査をおすすめします。
ガスもったいないですし、地球温暖化にもよくないですからね。
今回の現場も冷凍機で10kg以上冷媒ガスが入っている機械の為、しばらく様子を見る事にしました。
こればっかりは、残念ながら一週間後になくなるか半年持ってしまうか全く読めません。
これからは日々チェックが必要となります。
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