前回、フロンガス放出によるオゾン層破壊の問題を書きました。
フロンガスを大気に放出するとどうなるかという事はおわかりいただけたでしょうか
フロンガスの大気放出をみんなで防止しましょう。
さて今回はフロンガスの地球温暖化への影響を簡単に説明したいと思います。
地球が温暖化している原因は、温室効果ガスが増えているからなんです。
温室効果ガスとは、二酸化炭素・メタン・一酸化窒素などで、フロンガスもその中に入っているんです。
今世間ではCO2削減が叫ばれています。
これは、電気を作る際に石炭や石油を燃やすことにより二酸化炭素が発生するので、節電により少しでも二酸化炭素が発生するのを減らせば地球温暖化が抑制さるからなんです。
では、フロンガスはどうなんでしょうか?
現在のフロンガスHFCの地球温暖化係数は、なんと二酸化炭素の2000倍なんです。
家庭用エアコンの中にはフロンガスが1kg~2kg封入されてます。
このフロンガスが1kg大気開放されると、二酸化炭素が2000kg発生したのと同じレベルの温室効果になってしまうんです。
恐ろしいですよね。
いくら節電しても、ちょっとフロンガスを大気放出する事によりその苦労なんてあっという間にぶっ飛んじゃいます。
いくら今のフロンガスのオゾン層破壊係数が0になっても、温室効果ガスには変わりありませんので、地球温暖化防止の為、フロンガスの大気放出は抑制しなければなりません。
なんだかフロンガスって、オゾン層は破壊するわ地球温暖化には影響大きいわでスゲー悪者みたいですけど、大気放出しなければエアコンには欠かせない大切なガスなんです。
誤解しないで下さいネ。
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