現在低打率に喘いでいる阪神タイガース。
名前と実績だけ見れば、最強といってもおかしくない打線ですよね。
でも、打てない。
そこで、思ったのですが、長距離砲の外国人選手やFAで獲得した実績十分の大物ばかりでは、もう勝てない時代になったのではないのでしょうか。
確かに好不調は誰にでもあります。
シーズン通じて活躍することの出来る選手なんて、ほんと数人ですからね。
しかし、飛ぶボールを使っていた時代に比べ本塁打も連打も少なくなってしまった現在は主軸にひとりでも調子が悪く打てない選手がいた場合の得点率は急激に下がります。
一流選手や外国人選手は調子が悪くても個人任せでなかなかコーチも口出せない場合が多いですよね。
ここが、ポイントだと思います。
なかなか点が取れなくなった今のペナントレースでは、個人任せで悠長に復活を待っている余裕なんてないでしょう。
好不調が激しく、気を使う3割バッターを我慢して使うより、.260でもチームバッティングが出来きてシーズン通して波のない選手を使ったほうがいいのではないでしょうか?
そういう選手のほうが、首脳陣の言うこともよく聞くと思います。
そしてもうひとつ思うことは、コーチの質です。
1点をいかに取っていくか?それをいかに守っていくか?をしっかり実践できる、質の高いコーチ陣が必要になってきているのではないでしょうか?
今まで以上にコ-チの差がペナントレースの行方を左右してくるような気がします。
当然のことながら、選手のレベルアップも必要です。
FAで獲得した大物選手任せならそれほど優秀なコーチは必要ないですが、
先程も書きました、.260程度でもシーズン通して波の無い選手を使い、またレベルアップしていく為には、やはり優秀なコーチが必要となってくるでしょう。
一番いいのは、素直で首脳陣のいう事もよく聞きチームバッティングも出来る大物選手なんですけどね。