エアコン取付工具の紹介です。
今回は、圧力ゲージと真空ポンプというものを説明します。
圧力ゲージ
エアコンを取付る際、室内機と室外機を冷媒配管で接続しますよね。
でも、普通に接続しただけでは配管内部に空気がある状態です。
もしこのまま、バルブを開けて冷媒と空気が混ざってしまうような事になると、効きが悪くなり故障の原因となります。
そこで必要なのが真空ポンプと圧力ゲージなんです。
配管を接続した後、配管内部の空気をポンプで吸出し真空状態にするんです。
こうすればバルブを開けても冷媒ガスに空気が混ざらないですよね。
また、真空状態になったかどうかを確認する為に圧力ゲージを使います。
これで完璧です。
ただ、これらの器具を使わないで行う方法もあります。
それは、配管を1本外した状態でバルブを開け冷媒ガスを放出しながら、接続する方法です。
冷媒の圧力により配管内部の空気を押し出すので、確かに空気は大半抜けますが冷媒も抜けます。
少なくなった冷媒で運転すれば、効きも悪いしこれも故障の原因となります。
また、これは冷媒を大気開放するという立派な法律違反なんです。
ご存知の通り、オゾン層を破壊する冷媒ガスは大気に開放してはいけないと決まっていますから。
真空ポンプを持ってない取付業者は要注意ですよ~。
静岡県沼津市のエアコ工事専門店。
㈱ 沼冷です。
修理・取付・洗浄・移設、なんでもご相談下さい。
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ダイキン工業代理店。
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