上の写真はエアコンの室外機ですが、あまり観察する事ってありませんよね。
でも、たまに見てあげて下さい。
特に写真のファンと反対側のアルミフィンの部分を。
だいたい壁際なのでチョット見ずらいですが…。
拡大してみましょう。
実は、この汚れがエアコンの能力を落としている原因なんです。
冷媒を冷す部分なんですが、絶えず風の通り道になっている為、どうしてもほこりが溜まり汚れてきます。
もっと拡大してみましょう。
こんな感じです。
これでは、風が通らず効率よく冷媒を冷す事が出来ませんよね。
そこで洗浄です。
方法は簡単。
用意するものは、水とブラシ。
水はホースでかけるほうがいいですね。
それもジェットノズルが付いてたら尚いいです。
ブラシは、ワイヤーブラシが一番いいですが、無ければたわしでもいいです。
用意できたら、水をかけながらブラシでアルミフィンの隙間のゴミを取り除いていきます。
ここで注意したいのが、アルミフィンは薄く曲りやすいので、縦に真っ直ぐブラシをかけるようにして下さい。
また、アルミフィンで手を切ることもありますので、ゴム手袋をして作業して下さい。
これだけです。
おそらく真っ黒い水が出てきますので、見た目以上に汚れていた事がわかります。
この室外機のアルミフィンを綺麗にしておくことによって、ストレスなくエアコンを運転でき、余計な電気代を使わずに済むのです。
是非お試し下さい。
但し、あまり古いエアコンですとフィンが腐食していてブラシをかけるとボロボロ取れてしまいますので、フィンを軽く手でつまんで欠けてきてしまうような状態の場合はおやめ下さい。
ちなみにプロの洗浄方法は、高圧洗浄機とアルミフィン専用ワイヤーブラシを使い内外両側から高圧洗浄を行います。