最近のエアコンには、人感センサー付きのものがあります。
よくテレビで見るのは、宮里藍ちゃんが宣伝してる三菱のムーブアイです。
見たことありますか?
でも三菱だけでなく、ダイキンや日立でも発売しています。
人感センサーとは、エアコンのセンサーで人や温度を感知してそれに合わせた運転をして無駄な電気代を減らす機能の事です。
賢くなりましたね~。
そこで今回は、各メーカーで出しているセンサー機能の違いを調べてみましたので、報告します。
ダイキン(RXシリーズ・AXシリーズ)
ダイキンのセンサーはエリアを3つにわけ、人がいる場所を感知して風向きを変えます。また複数のいる場合は人の動きを感知して吹き分ける方向を変化させます。
日立(Sシリーズ・Xシリーズ)
日立のセンサーは、3つの機能を持っています。
人の動きと場所を感知・音の感知・日差しの感知の3つです。
この3つのセンサーを使い運転モードの選択をします。
エリア別の風向調整はありませんがリモコンの位置を感知してリモコンのある場所
を空調する機能が付いてます。
三菱
ZWシリーズ(床・壁・人・状態・間取り・日射熱・天井)
HMシリーズ(床・壁・人・状態・間取り)
HWシリーズ・HSシリーズ・HDシリーズ(床・壁・人・間取り)
GMシリーズ(床)
三菱のセンサーはムーブアイという名前の通り、センサーが動き部屋の状態や人の動きを細かく分析して運転を調整します。
例えば、日差しが強くて温度の高い窓際に人がいた場合はそこをしっかり冷房、部屋の奥の涼しい場所に人がいる場合は風量を調整して控えめ運転をします。
もちろん人も感知しますので人がいなければ、控えめ運転になります。
また、暖房時に床の温度が低ければ床付近を暖め、天井付近に暖かい空気が溜まればサーキュレーターを使い空気を循環させます。
こうしてみると、三菱の技術はさすがですネ。
また三菱の場合は部屋の温度と体温の差を分析して人が暑いか寒いかを判断して運転調整をします。
但し機種によりセンサー感知の機能に違いがあるのでお気をつけ下さい。
最後に、これは個人的見解ですが、
どんなに技術が発達しても機械と人の感覚の差は永遠に埋まらない。
と思います。
参考にして戴けたら幸いです。