エアコンに入っているフロンガスが地球のオゾン層破壊や地球温暖化の原因となっているという話を聞いたことあると思います。
法律では、エアコンや冷蔵庫に入っているフロンガスは大気に開放してはいけないと決められています。
しかし、あまり守られていないのが現状です。
それはなぜか?
お金がかかるからです。
本来ならば、フロンガス回収登録業者のフロンガス回収技術者の免許を持った作業員が回収作業を行い、責任を持ってフロンガスを破壊処理業者に渡すのですが、登録業者でなかったり資格を持ってない作業員が回収作業をせずに、フロンガスを大気開放してしまう事も残念ながらまだあるようです。
エアコンの配管を切断するだけでフロンガスは全て機外に放出出来てしまうので、
手間もかからず破壊処理費用もかかりませんので安く工事をする事が出来るからです。
作業も簡単で早く終わる、工事代も安くなる。
はたして、それでいいのでしょうか?
オゾン層が破壊され地球の温暖化が進み、将来の地球に様々な影響が出てもいいのでしょうか?
これは、国にも責任があります。
法律だけ作り、私達施工業者に指示するだけで一般消費者の方々への説明が少なすぎると思います。
もっと、フロンガスを大気開放してはいけないという重要性を世間一般に認知させなければ、フロンの回収率はいつまでたっても上がりません。
一般消費者の方々が出来る事、それは「フロンガスはちゃんと回収しますよネ。」
ただ一言確認するだけでいいのです。
これだけは、是非みなさんに御願いしたいと思います。
このブログを読んで一人でも多くの方が、フロン回収の重要性を理解いただける事を祈ってます。