今日は、エアコン移設工事でした。
標準工事で問題なく終わりましたが、お客様は配管カバーを付けるか付けないかで結構悩んでいました。
配管カバーを付ける理由は「見栄えがいいから。」とだけお思いの方が多いのではないでしょうか?
確かに、見栄えだけなら気にしなければ付ける必要はないのではと考えますよね。
でも、実は他にもメリットはあるのです。
通常、配管はテープに巻かれた状態で壁に固定されてますよね。
その配管の中には室外機で冷された冷媒が通っています。
それが温まらないように配管には、保温材が巻かれていてそれをテープで巻いてあるのですが、年数が経つと雨や直射日光などでテープや保温材が劣化してきて、保温効果がなくなってしまうのです。
保温材が劣化して、配管がむき出しになった状態
そうなると当然エアコンの効きにも影響してきます。
そこで、配管カバーの登場です。
配管カバーが保温材の劣化を防ぎ、いつまでも保温効果を持続できるのです。
また、夏場の直射日光を防ぐことによりより高効率運転が可能となるのです。
配管カバー