NUMATA CO.LTD. HiroyukiNumata
少し前の工事の話になりますが、僕の友人である逗子のお宅の浴室の改修をやらさせていただきました。
木造住宅にはよくあるタイル張りの0.75坪の浴室です。
今回の工事のきっかけはといいますと、浴室の外壁が発端でした。
外壁の下場が腐っているというので、補修の依頼を受けました。
しかし良く見てみると土台の腐りが見えました。
そして上場の方に小さなあり、なんだろうと触ってみると、、、
なんと!!
ズボっと穴が空いてしまいました。
これが家の浴室からのSOSのサインでした。
さっそく直すかという話になりましたが、まず外壁を直すにはこの原因を追求しなければできません。
当社のベテラン大工さんと現調をした結果、浴室の水漏れか湿気が原因だとわかりました。
そしてお勧めしたのが、ユニットバス化です。
ハウステック製コスキュアSJの浴室乾燥暖房機仕様の快適浴室を提案いたしました。
この商品は、とても安価で性能を兼ね備えています。
この商品はプラズマクラスターイオン付きの暖房乾燥機仕様で定価798000円(税抜き)ですが、実際工事をするとこれに解体費や取り付け費、水道工事や電気工事など多くの工種の施工費が加算されます。
しかし当社では出来るだけ材料価格を下げて、全部コミコミで780000円(税抜き)で御見積もりを出させていただきました。
ユニットバスになれば湿気が逃げず、そして水漏れも起こさない。
しかしデメリットとして浴室が少しせまくなる事と、既存の浴槽が深型だったため、浅くなる事でした。
横須賀佐原にあるクリナップ展示場に足を運んでもらい、実際1200×1600の0.75坪のお風呂を体験していただきました。
頂いた感想は狭いのでユニットバスにはしたくないという事でした。
長く使ってもらうものですので、色々と考えた結果、在来のまま直すということになりました。
そして予算上、ステンレス浴槽は既存のものを使う事にしました。
そして工事の開始です。
内壁を剥がし、中の様子がだんだんと表れてきました。
大工さんの手で慎重に剥がされていきます。
これが中の状態です。湿気や水漏れから、家の大切な構造部分が見るも無残な状態になっていました。
特に腐逐しているのが、扉周り。
ここは一番水が漏れるところなのです。
柱も下から1.5Mくらいは腐っていました。
この上には2階がのっかているので大変危険な状態でした。
仮サポートを立てて、新しい柱材をいれました。
今回材料も十分に検討し、腐りにくいヒノキの2×4を使っています。
抜けてしまった壁も壊して、新たに組み直しています。
次は万が一湿気や水漏れが起きても大丈夫なように施工いたしました。
次々と新しく構造材が組まれていきます。
全部ヒノキ材を使っております。
土台・柱の組み換え。
今回は中のルーフィングと呼ばれる防水シートが劣化により破けており、タイルのクラックから水漏れを起こした事と、一番はグラスウールという断熱材が、浴室の壁に入っている事でした。
入っていていけないのか?という事なんですが、実はこの断熱材は湿気をよく吸収していつまでも濡れている状態になっています。
そこで柱や土台がいつも湿った状態であり、腐ってしまったのです。
浴室に関してグラスウールというのはNGなのです。
だから今度は入れずに、寒さには後付けのTOTO製浴室乾燥暖房機「三乾王」でカバーいたしました。
乾燥や暖房機も今は省エネで性能も良いです。
これ一つで、年をとっても温度差の気にならない快適なお風呂となります。
完成後です。
扉も水の漏れにくい新しいものに替え、棚などの便利なアクセサリーも付けました。
そしてひんやりとしたタイルが嫌だという要望から、床には冷たくならないINAX製サーモタイルを使いました。
これで快適で丈夫なお風呂の完成です。
友人やご両親にも大変喜んでいただき、今も会うたび快適だよと喜ばれ嬉しい限りです。
出来るだけお客さんの負担が軽く、しかししっかりとしなければいけない部分はしっかりとこなす、そんな思いでいつも工事をさせていただいています。
工事と言うのは安いものではありません。だからこそ、品質にはこだわらなければいけないと思います。
おかげさまで今回は当社もお客さんも満足のいく工事となりました。
この度は真にありがとうございました。