秋田男児殺害:家宅捜索で血痕検出 1人で遺体遺棄か | 沼 Note

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秋田県藤里町立藤里小1年、米山豪憲君(7)の殺人・死体遺棄事件で、元パチンコ店店員、畠山鈴香容疑者(33)=死体遺棄容疑で逮捕=が殺害と遺体の遺棄を1人で実行していた疑いが強いことが、県警能代署捜査本部の調べで分かった。家宅捜索場所からは、豪憲君のものとみられる血痕が検出されている。調べに対して畠山容疑者は死体遺棄容疑を認め、殺害について否認しているが、捜査本部は畠山容疑者が自宅で豪憲君を殺害したとみて追及、5日午後、秋田地検に身柄を送検した。

 調べでは、豪憲君は5月17日午後3時半ごろ、自宅近くで同級生や保護者と別れ、1人で自宅に向かった。2軒隣に住む畠山容疑者は、豪憲君が自宅前を通りかかった際に、何らかの方法で豪憲君を呼び込んだとみられる。この直後、畠山容疑者が自宅前に止めた軽乗用車のハッチバックを開けて、荷物のような物を積み込んでいるのを近所の住民が目撃していることから、捜査本部は、畠山容疑者が豪憲君の首をひものようなもので絞めて殺害し、遺体を車に積み込んだとみて調べている。

 畠山容疑者は毎日新聞の取材に対し「17日は午後2時から同4時くらいまで1人で自宅にいた。(4月に水死した長女の)彩香の部屋で窓を開けて外を見ていた。午後4時ごろ出掛けた」と話していた。

 捜査本部は4日、畠山容疑者の藤里町の自宅や能代市二ツ井町の実家、畠山容疑者と家族が所有する軽乗用車3台を家宅捜索した。捜索場所からは豪憲君のものとみられる血痕が検出された。

 豪憲君は鼻や耳から出血しており、見つかった血痕は、遺体から流れた血が付着したものとみられる。捜査本部は、5日も引き続き自宅を家宅捜索し、採取した微細な物証の鑑定などを進める。

 畠山容疑者の長女で、同小4年の彩香ちゃん(9)は、4月に7キロ離れた能代市内の川で水死している。

 ◇これまで同様、児童送迎の車が校舎前に列

 秋田県藤里町の小学1年、米山豪憲君(7)が殺害された事件で、畠山鈴香容疑者(33)の逮捕から一夜明けても地元住民の表情は硬いままだった。豪憲君が通っていた町立藤里小では5日朝、これまでと同様に児童を送迎する車が校舎前に列を作った。小4の娘を亡くした母親が2軒隣の男児の殺害に関与したという特異な事件。背景には多くの謎が残され、保護者たちは不安を消せない。

 事件発生から約3週間、朝夕孫の男児を車で送迎する女性(58)は「容疑者が逮捕されたのは良かったと思う」と話しながらも、「死体遺棄を認めただけで、まだ誰が殺したのかも分からず、不安。しばらくは気が抜けない」と疲れ切った表情だった。

 藤里小の校舎前にはこの日も午前7時ごろから保護者の運転する車が並んだ。車から降りた児童たちは「おはようございます」と大きな声で出迎えの教諭らにあいさつをし、次々と玄関の階段を駆け上った。

 一方、豪憲君と畠山容疑者の自宅があった住宅団地も沈痛な雰囲気が続く。幼稚園児の息子を車に乗せていた男性会社員(35)は「事件の全容が分からないが、同じ子供を持つ親として信じられないという気持ち」とため息をついた。

 出勤中の女性会社員(57)は「容疑者はあの人といううわさは出ていたが、逮捕はやはりショック。警察が(畠山容疑者の長女で4月に水死した)彩香ちゃんの件をきちんと調べてくれれば、豪憲君はこうならなかったのでは」と声を震わせ、「団地内はどんな人が住んでいるか分からない。団地のみんながもっと話し合う機会を作らなければ」と話した。

 団地の近くに住む女性(71)は「ここは山の中の静かな町。早く元の姿に戻ってほしいと毎日考えている」と話した。【山本太一、前谷宏】

毎日新聞 2006年6月5日 15時00分

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060605k0000e040074000c.html




この記事を読んでいたら、容疑者の非道さに怒りが沸いてきました。鬼だ。何故そこまで出来るのだ?


確かに以前から噂になっていました。私のお客さんでここの地元の方がおりまして、嘆いていました。

それと、かみさんの話によると、亡くなった綾香ちゃんには保険(生命保険の類?)が掛けられていたそうです。

なんにせよ、全容解明に全力を尽くして欲しいものです。


殺害する理由は断じてない! 

絶対にない!

理由なんかあってたまるか。