広島更新色のEF64 1046が大宮車両所に入場したそうです | はやこま すていしょん!

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広島更新色で残っている最後の1両であるEF64 1046が、11月16日に大宮車両所に入場したそうです。

(EF64 1046[愛] 東海道本線 高槻 2016年7月9日)

広島更新色は広島車両所で更新工事を行ったEF64形1000番代の塗装です。かつて広島車両所では岡山機関区配置のEF64形の検査を担当していて、2006年7月に1047号機、同年11月に1049号機、2007年2月に1046号機が更新工事を受けました。

2010年に岡山機関区配置のEF64形は愛知機関区に転属。愛知機関区配置機の検査は大宮車両所が担当していて、更新色も広島とは異なります。2012年に大宮に全検入場した1047号機は大宮更新色で出場しました。しかし、2013年5月に全検入場した1049号機、同年10月に入場した1046号機は広島更新色の塗り分けを踏襲して出場。塗装を大宮で施工したことと、前面手すりの色が白からクリーム色に変わったので“広島更新色風”とも言われています。

ちなみに正調広島更新色はこんな感じ。

(EF64 1046[岡] 山陽本線 庭瀬〜中庄 2007年8月19日)

前面の手すりが白いのが分かりますね。

2018年以降、更新機の塗装を国鉄色に塗り戻すようになり、2020年に1049号機が国鉄色で出場。この結果広島更新色は1046号機のみとなりました。今回の大宮入場で国鉄色になると予想されますが、なにかどんでん返しを期待したいですね。