12月23日からE353系が「スーパーあずさ」4往復に導入されたので、下り1番列車となる「スーパーあずさ1号」に初乗りしてきました。
(「スーパーあずさ」クハE352-2・新宿・2017年12月23日)
充当されたのはS102+S202編成。東京方の引上げ線から入線してきました。
(「スーパーあずさ」クハE352-2・新宿・2017年12月23日)
運転初日の1番列車と言うことで、出発式も執り行われた模様。
(2017年12月23日)
全席コンセント付で稼働枕を装備。脚台は中央支持なので、足もとのスペースは広めです。
荷棚の下には座席指定表示器の準備工事済み。
(2017年12月23日)
そのうち「ひたち」「ときわ」のように全席指定席になるかもしれませんね。一部車内には荷物置き場が設置されています。
(2017年12月23日)
知り合いがグリーン車にいたので、挨拶ついでにグリーン席も撮影。(2017年12月23日)
座り心地が良さそうです。乗車した感想は乗り心地がE351系よりも確実に良くなっているということです。車体傾斜装置のチューニングはとても良くできていました。時々空気バネから空気を抜く音がするのは、ご愛敬(笑
で、よくよく聞いてみるとカーブと関係なくなっていたので、車体傾斜装置ではなくLVの動作によるものみたいです。
ちなみに、個人的にはE351系の制御付自然振子の動きも嫌いではないですけどね。
むしろフルアクティブサスペンションで動揺をかなり抑えていることの方が大きいかも。線路のコンディションがいい区間では文句なしです。
また、テーブルも大きくなって、コンセントもあるので、快適性もアップしました。
そんな感じで松本に到着。
(2017年12月23日)
駅には大勢の人たちがE353系を出迎えていました。
(「スーパーあずさ」クハE352-2・松本・2017年12月23日)
車内清掃員を乗せた後、S102+S202編成は松本車両センターに引き上げていきました。
(クモハE353-2・松本・2017年12月23日)
来年3月のダイヤ改正では全ての「スーパーあずさ」がE353系に置き換わりますが、「スーパーあずさ」は常磐線の「ひたち」と並んで、JR東日本の在来線特急のエース格ですから、最新型車両を投入するのは当然のことだと思います。
とはいえ、定期運用を失ったE351系の去就も気になるところ。3月まではE351系とE353系の競演を楽しむことにしようと思います。