都営浅草線の新型車両5500形が「都営フェスタ2017 in 浅草線」に展示されるというので、馬込車両検修場に行ってきました。
(5501-1・馬込車両検修場・2017年12月9日)
朝早めに会場に行ったのですが、すぐに列ができる程の盛況ぶりでした、撮影会場は1回15分ぐらいで、大体100人ぐらいずつ誘導していたようです。
撮影会場には8形式が勢揃いしていました。
(3027-8/9201-8/1025/5327-1/5501-1/5307-1/12-358/E5001・馬込車両検修場・2017年12月9日)
実はこのイベントに来たのは今回が初めて、過去には京成AE100形が来たこともあったそうです。
京成3000形と千葉ニュータウン鉄道9200形は兄弟車ですね。
(3027-8/9201-8・馬込車両検修場・2017年12月9日)
3000形はアクセス特急表示になっていましたが、実際にアクセス特急に使うのは青帯の通称3050形なのでこれはレアな表示ですね。
京急新1000形はアルミ車を展示。
(1025・馬込車両検修場・2017年12月9日)
これまた大師線の快速という遊び心全開の表示でしたw
そして浅草線の新旧コラボ。
(5327-1/5501/5307-1・馬込車両検修場・2017年12月9日)
浅草線5300形のことを詳しく調べていなかったので、今更ながらスカートの長さの違いに気付きました。
そして5300形に挟まれているのが注目の新型車5500形。
(5501-1・馬込車両検修場・2017年12月9日)
歌舞伎の隈取りを現代風にアレンジしたという顔がなかなかのインパクトですね。
車体はJ-TRECのステンレス車体「sustina」を採用しています。浅草線のステンレス車は5200形以来です。でも5200形は少数派でしたが。
大江戸線用の12-000形と電気機関車E5000形はやっぱり個性的なスタイルですね。
(12-358/E5001・馬込車両検修場・2017年12月9日)
馬込車両検修場は大江戸線の12-000形も担当していて、浅草線と大江戸線は短絡線で繋がっているのですが、12-000形は浅草線を自走できないので、E5000形がエスコートします。
また、浅草線内の救援にも使用できるよう、連結器は昇降する構造になっています。
(E5004・馬込車両検修場・2017年12月9日)
E5000形は初めて見ましたが、なかなか興味深いですね。
興味深いと言えばやっぱり12−000形も外せません。
(12-351・馬込車両検修場・2017年12月9日)
トンネル断面や車体サイズが小さなミニ地下鉄で、さらに鉄輪リニアモーターカーなので、技術的にも興味津々ですね。
工場棟では5300形と12-000形の台車、部品が展示されていました。
T-12D形台車は車輪径610mmという超低床仕様。
(馬込車両検修場・2017年12月9日)
急曲線に対応した自己操舵台車です。
通常の主電動機と歯車箱は存在せず、台車下側にT-LIM12リニアモータを搭載しています。
(馬込車両検修場・2017年12月9日)
T-LIM12リニアモータ単体も展示されていました。
(馬込車両検修場・2017年12月9日)
実際にはレール間に配置されているリアクションプレートとセットで走行します。