12系、14系甲種輸送を自分なりにまとめてみた | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

東武鉄道に譲渡されたJR四国12系、14系をJR貨物、秩父鉄道が甲種輸送するという一大イベントを自分なりにまとめてみました。

(デキ507・武川・2016年10月4日)

2016(平成28)年9月28日にJR四国多度津駅を出発した甲種輸送列車を牽引したのはJR貨物のEF65 2139。今年の全検で国鉄特急色に塗り戻された機関車を起用するということで話題が沸騰。しかも特製のヘッドマーク付きでした。

(EF65 2139・草薙・2016年9月29日)

デザインは四国連絡のブルートレイン「瀬戸」を模したものです。そして東武鉄道、JR四国、JR貨物、秩父鉄道のロゴが入るという気合いの入れっぷり!

(EF65 2139・草薙・2016年9月29日)

しかもスハフ14の窓にもこのマークが掲出されていました。

(スハフ14 1・小田原・2016年9月29日)

甲種輸送列車は9月29日深夜に熊谷貨物ターミナルに到着しました。

そして週明けの10月3日、4日に秩父鉄道で甲種輸送列車を運行。羽生駅で東武鉄道に引き渡しました。

10月3日はスハフ14 5+オロ12 5+オロ12 10の3両を輸送。

(オロ12 10・羽生・10月3日)

そして10月4日にスハフ14 1+オハ14 1+オハフ15 1を輸送しました。

秩父鉄道の牽引を担当したのはデキ505とデキ507。重連で武川駅を出発して熊谷貨物ターミナルで客車の前後に連結して、プッシュプル運転をしました。

熊谷貨物ターミナルから武川駅までは、デキ505が先頭に立ちました。

(デキ505・武川・2016年10月4日)

この時デキ507はパンタグラフを降ろしています。

武川駅でデキ507のパンタグラフを上昇。同時にデキ505のパンタグラフを降ろします。甲種輸送列車は進行方向を変えて羽生駅を目指しました。

(デキ505・持田〜熊谷・2016年10月4日)

羽生駅の側線には東武線内の牽引車となる8000系81106Fが待機。

(クハ81106・羽生・2016年10月4日)

羽生駅に到着した秩父鉄道の甲種輸送列車は、デキ507を切り離したあとデキ505の推進で側線に進入します。

(スハフ14 1・羽生・2016年10月4日)

停止後、81106Fが14系に近づいてきて連結。

(デキ505・羽生・2016年10月4日)

デキ505を切り離した後、81106Fが側線の車止め近くまで14系を牽引して移動。

(クハ81106・羽生・2016年10月4日)

そして805Fが羽生駅に到着し、14系に連結しました。

(モハ805-3・羽生・2016年10月4日)

この後深夜までは側線で待機し、羽生〜東武動物公園〜南栗橋と輸送しました。

甲種輸送列車は何度も撮影したことがありましたが、今回の甲種輸送列車はヘッドマークを始め、色々な意味で力が入っていたように思います。その分、楽しく撮影することができました。