【思い出の国鉄・JR特急】Part10「ひばり」 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

想い出の国鉄・JR特急シリーズ。実は前回から3年弱経過しているのですが、久しぶりに更新してみようかと思います(笑

1979(昭和54)年ごろ従兄弟が住んでいた宇都宮へ東北本線に乗車して遊びに行ったことがありました。普通列車で移動したのですが、小金井駅で追い越していったのが東北本線の看板特急「ひばり」でした。

(「ひばり」クハ481・雀宮〜宇都宮・1982年8月)

1979(昭和54)年当時の「ひばり」は15往復運行され、国鉄の特急列車で最も運行本数が多かったのでしたが、1980(昭和55)年に減便されて14往復になっています。それでも「とき」と並んでの1位でしたが。

1982(昭和57)年6月23日の東北新幹線大宮〜盛岡間の暫定開業で6往復が東北新幹線「あおば」に引き継がれて廃止されました。それでも8往復が運行されたのですが、あくまで11月15日のダイヤ改正までの暫定的な話でした。

(「ひばり」クハ481-101・上野・1982年8月)

ということで、11月15日のダイヤ改正で「ひばり」は廃止。あの当時、東北新幹線に名称が受け継がれなかったのは納得できませんでしたが、国鉄は「ひばり」のスピード感よりも仙台の青葉城に由来する「あおば」を選んだのでしょう。そんな「あおば」も廃止されましたが。

こうして廃止された「ひばり」でしたが、大宮暫定開業ということもあって、多客期の臨時列車として「ひばり」が1往復存続していました。

(「ひばり」クハ481-340・久喜・1983年12月30日)

この時に初めて「ひばり」に乗車しました。宇都宮から上野まででしたが、スピードは現役時代と同じで堂々たる列車でした。

そんな臨時「ひばり」も1985(昭和60)年の東北新幹線上野開業で消滅。

 

2001(平成13)年以降、リバイバルトレインとしての「ひばり」が何回か運転されました。2001(平成13)年は青森運転所の485系8両編成を使用しましたが自分は撮影してません。

羽島手撮影したのは2002(平成14)年の583系9両編成です。

(「ひばり」クハネ583-8・東鷲宮〜栗橋・2002年9月21日)

583系の「ひばり」は1978(昭和53)年以来となりました。そして翌2003(平成15)年にも583系の「ひばり」がリバイバル運転されました。

さらに2007(平成19)年にも583系の「ひばり」がリバイバル運転されています。

(「ひばり」クハネ583-8・越河〜白石・2007年12月15日)

485系のリバイバル「ひばり」を撮影したのは2010(平成22)年が最初です。

(「ひばり」クロハ481-1028・南栗橋〜久喜2010年12月12日)

この時は新潟車を使用しています。

そして2016年に485系仙台車のさよなら運転として、仙台〜郡山間に「ひばり」が運行されました。

(「ひばり」クハ481-1016・大河原〜船岡・2016年6月18日)

この運行を最後に485系国鉄色は消滅したので、485系「ひばり」を見ることはできなくなりましたが、583系「ひばり」がまた運行されることを期待しています。