今日は中央東線を支える名脇役の撮影に行って来ました。
(「かいじ」クハ189-509・勝沼ぶどう郷・2016年8月14日)
中央東線といえば、E351系、E257系、211系が主力として活躍していますが、週末や多客期の臨時列車として活躍する名脇役がいます。
まずは横浜から横浜線経由で松本まで運行されている臨時特急「はまかいじ」。
(「はまかいじ」クハ185-205・勝沼ぶどう郷・2016年8月14日)
1996(平成8)年に横浜〜甲府間で運行を開始したため「はまかいじ」の愛称となりましたが、1998(平成10)年には横浜〜松本間に延長されました。そのため「かいじ」系統で唯一松本駅まで走る列車となっています。
使用車両は185系200番代です。185系は当初ATCを搭載していなかったため、横浜線内はクモヤ143形が牽引していましたが、後にATCを搭載しています。
一時期2往復体制となったことがあり、その時「はまかいじ2・3号」には189系長野車が充当されましたが、横浜線のATCに対応したN101編成限定でした。
現在はグリーン車を抜かれた6両編成となっています。
「ホリデー快速ビューやまなし」には215系が使用されています。
(「ホリデー快速ビューやまなし」クモハ215-104・勝沼ぶどう郷・2016年8月14日)
「ホリデー快速ビューやまなし」は1993(平成5)年から運行されています。
オール2階建ての215系は現在平日の通勤ライナーと、週末の「ホリデー快速ビューやまなし」でしか運用されていないので、意外とレアな車両になっています。
そして189系。
(「かいじ」クハ189-509・勝沼ぶどう郷・2016年8月14日)
かつて中央東線のエースだった183・189系ですが、183系は全廃され、189系が豊田車両センターに3編成、長野総合車両センターに1編成が残るのみです。
しかし豊田車は週末の「ホリデー快速富士山」に使用されているほか、臨時「あずさ」「かいじ」に度々充当されています。
しかも189系は4編成とも違うカラーとなっているのも趣味的に面白いです。
485系の原型車両が引退した今、583系、381系とともに注目したい車両です。