(8532・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
(5014・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
2002(平成14)年から営業運転を開始。現在は10両編成18本が運用されています。オール4扉車の編成と6扉車を3両組み込んだ編成がありますが、2020(平成32)年までにオール4扉化されて、6扉車は消滅することになっています。
逆に東急田園都市線でレアな存在なのが2000系。外観からわかるとおり、9000系をベースとしたVVVFインバータ制御車です。
(2101・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
田園都市線の輸送力増強のために1992(平成4)年に登場しましたが、わずか3編成のみしか製造されませんでした。
また、東武鉄道への乗り入れには非対応なので、押上〜中央林間間での運行に限定されています。
この2000系よりもレアなのが8590系で、2編成しか存在しないようです。今回は見ることができませんでした。
そして個人的には今でも田園都市線の顔として思い浮かぶのが8500系です。
(8529・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
田園都市線・新玉川線(現・田園都市線)から営団(現・東京メトロ)半蔵門線へ乗り入れるための規格に基づいて1975(昭和50)年に登場した8500系は、いかにも東急らしい切妻顔のオールステンレス車ですが、初めて見たときから赤いワンポイントラインがいい感じに効いていると思いました。
今でも何気に好きな車両です。
半蔵門線は1978(昭和53)年に開業しましたが、当初営団は車両を保有せずに8500系が片乗り入れしていました。そして1981(昭和56)年に営団8000系が登場しました。
(8012・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
6000系、7000系の流れをくんだ左右非対称の前面形状を持っていますが、デザインは独自性を持たせました。また冷房準備工事車として落成し、電車初のボルスタレス台車を装備したことでも有名です。
現在は冷房化され、10両編成で活躍しています。
半蔵門線のレア車は08系です。
(08 005・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
2003(平成15)年の半蔵門線の延伸と、それに伴う東武鉄道との乗り入れに備えて6編成が製造されました。東西線用の05N系をベースとしています。
編成数は東急2000系や8590系より多いですが、運用範囲が広いのでレア度は負けていないと思います。
東武鉄道からは2形式が乗り入れてきます。
(31609・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
乗り入れが始まったのは2003(平成15)年ですが、東武初のワンハンドルマスコン車でもあり、その習熟のためか1995(平成7)年には登場し、1996(平成8)年から東武線内で営業運転をしていました。
6両編成と4両編成を連結しています。貫通編成ですが、中間の乗務員室がデッドスペースとなるのが、田園都市線での運用上のネックとなっていて、直通運転開始2年後に50050系が登場し、直通運用は減少しました。
(51053・市が尾〜藤が丘・2016年7月7日)
東武の主力となる50000系グループのうち、伊勢崎・日光線から半蔵門線、田園都市線に直通する10両貫通編成です。
どうでもいい話ですが、元神奈川県民の自分としては神奈川県で東武鉄道の車両を見ることになるとは夢にも思いませんでした。いまでは西武鉄道の車両も神奈川県にやって来ますけどね。