仙台車両センター所属の485系A1・A2編成国鉄特急色のラストラン列車が6月18~19日にかけて走ります。485系で育った世代としてはこれを見逃す理由はないわけで、1日目の撮影をしてきました。
(「あいづ」クハ481-1015・磐梯熱海~中山宿・2016年6月18日)
未明に知り合いの車に便乗して東北自動車道を北上し、到着したのは船岡付近。
かなり久しぶりに来たのですが、東北本線と白石川を渡る歩道橋ができているなど、雰囲気が少し変わっていました。ともあれ、歩道橋の階段から東北本線を通過する列車を撮影しつつ、485系「ひばり」を待ちました。
701系は東北エリアの電車化に貢献したという点では評価すべきなのかも知れませんが、ロングシートで旅情がないので個人的にはあまり好きではありません。
(クモハ701-1017・大河原~船岡・2016年6月18日)
最新型のE721系は国鉄急行形、近郊形電車を全廃に追い込みました。
(クモハE721-41・大河原~船岡・2016年6月18日)
今秋からはE721系1000番代4両編成が導入され、719系を置き換えることになっています。
ということで、やがては仙台地区から姿を消すであろう719系。
(クハ718-2・大河原~船岡・2016年6月18日)
まだ古い感じがしませんが、デビューしたのは1989(平成元)年ということで、もう27年選手なんですね。
そして東北本線の主力といえばJR貨物のEH500形は外せませんね。
(EH500-22・大河原~船岡・2016年6月18日)
北海道新幹線の開業で青函トンネルを通過しなくなりましたが、東北本線交流区間はEH500形の独壇場です。
(「ひばり」クハ481-1016・大河原~船岡・2016年6月18日)
なんとヘッドマークはステッカー。幕に入っていないのかな?
順光となる後追いも撮影。
(「ひばり」クハ481-1015・大河原~船岡・2016年6月18日)
「ひばり」は仙台~福島間の片道のみの運転。最後ぐらい上野に来て欲しかったな。
さて、ここから磐越西線中山宿駅付近に移動して「あいづ」を狙います。通過2時間前ぐらいに到着したけど、結構な数の人たちがいました。
(クモハ719-14・磐梯熱海~中山宿・2016年6月18日)
H10~H15編成は磐越西線専用カラーとなり、赤べぇステッカーを貼っています。またスカートを5000番代とおなじタイプに変更し、シングルアームパンタグラフを搭載しています。
(クモハ719-16・磐梯熱海~中山宿・2016年6月18日)
後ろには719系700番代「フルーティア」を連結していました。
ちなみにH16編成もスカートとパンタグラフを変更しています。今後磐越西線が719系の牙城となりそうです。
(キヤE193-1・磐梯熱海~中山宿・2016年6月18日)
検測用のパンタグラフを上げていますが、走行音はしっかりディーゼルサウンドです(笑
(「あいづ」クハ481-1015・磐梯熱海~中山宿・2016年6月18日)
懐かしい特急「あいづ」の磐梯山と猪苗代湖を描いたイラストマークを掲出していました。しかもこちらは幕を使用。
ちなみに最後尾のクハ481-1016は赤べぇマークでした。
このあと磐梯町~東長原間に移動して、折り返しの上り「あいづ」を待ちました。
その間にやって来たのは719系700番代「フルーティア」を先頭にした列車。
(「フルーティア」クシ718-701・磐梯町~東長原・2016年6月18日)
「走るカフェ」として週末に運行される「フルーティア」はこのように定期列車に連結されて運行しています。
(キヤE193-1・磐梯町~東長原・2016年6月18日)
East-i Dは川桁駅で長時間停車をしていたらしいです。
そのEast-i Dと広田駅ですれ違った「あいづ」が来ました。
(「あいづ」クハ481-1016・磐梯町~東長原・2016年6月18日)
A1・A2編成が赤べぇカラーとなったときに登場した赤べぇマークですが、これも見納めとなってしまうとなると寂しいものです。
(「あいづ」クハ481-1015・磐梯町~東長原・2016年6月18日)
猪苗代~東長原間は大きく迂回しながら坂を登ることと、磐梯町駅で8分間の停車があるので、先回りして磐梯山をバックに撮影しました。
(「あいづ」クハ481-1016・猪苗代~磐梯町・2016年6月18日)
という感じで485系国鉄色ラストランの初日は終了。
(「カシオペア紀行」EF81 95・豊原~白坂・2016年6月18日)
夕陽を浴びてギラギラ光るのを期待したんだけど、わずかに及ばず。でも編成が丸ごと入っていい感じではありました。