
(E321-701・那須塩原・2016年3月5日)
これは3月4~5日に大宮駅構内で催された「山形産直市」の一環として、5日に「とれいゆ」車内見学イベントを実施することになったものです。そして5日に山形車両センター~大宮間で回送列車が運行されました。
「とれいゆ」は普段山形新幹線区間のみを走っていて、福島駅も山形線(奥羽本線)ホームに発着しています。つまり、新幹線総合車両センターへ検査入場するとき以外は東北新幹線の線路を走らないので、せっかくだからと那須塩原まで出向いて撮影しました。
滅多に見られない「とれいゆ」の275km/h運転!

(E322-701・那須塩原・2016年3月5日)
足湯車を最後尾に大宮へ走り去っていきました。
このあと大宮に移動。すでに「とれいゆ」の周囲には人だかりができていました。

(E321-701・大宮・2016年3月5日)
そりゃそうですよね。こんな目立つカラーの新幹線がホームにいれば注目されないわけがない!
見学の列もかなりのものになっており、14時には受け付けが終了するほどの大盛況だったようです。
では各車両を見てみましょう。なお車内の写真は、今回結構混んでいたので、以前「とれいゆつばさ」に乗車したときのものを主に使っています。
11号車は元グリーン車の座席そのままに普通車化。そのため新形式E321形となっています。

(E321-701・大宮・2016年3月5日)
今回車内は公開されませんでしたが、車内は本当にグリーン車時代のままです。

(2014年7月26日)
公開されなかったのは特別感がなかったからでしょうか?
12~14号車はお座敷車です。
12号車

(E326-701・大宮・2016年3月5日)
13号車

(E329-701・大宮・2016年3月5日)
14号車

(E328-701・大宮・2016年3月5日)
お座敷車といっても4人掛けボックスシートと2人掛けボックスシート配置。座面が畳と座布団になっています。

(2014年7月26日)
新幹線の車内としてはかなり斬新ですね。テーブルも超大型でグループで乗れば楽しそう。
15号車は湯上がりラウンジとバーカウンターがあります。

(E325-701・大宮・2016年3月5日)
湯上がりラウンジは掘りごたつみたいな感じです。

(2014年7月26日)
ものすごくまったりできます(笑
バーカウンターでは地酒なども販売しています。

(2014年7月26日)
足湯券も買うことができます。空いていればですが(笑
そして足湯車両が16号車。

(E322-701・大宮・2016年3月5日)
車内には足湯が2つ設置されています。

(2014年7月26日)
足湯に浸かりながら見る車窓は超斬新です。
今回は足湯につかることはできなかったそうですが、ぜひ山形新幹線「とれいゆつばさ」で体験してみることをおすすめします。
「とれいゆ」の展示は3月5日だけで、夕方には山形へ戻っていきましたが、個人的には東京~新庄間で運行して欲しいなって思っています。

(E322-701・大宮・2016年3月5日)
この展示がなにかのきっかけになるといいな。