
(「瀬戸」EF65 1114・大船~藤沢・1983年)
「瀬戸」は東京~宇野間のブルートレインとして1972(昭和47)年に登場しました。宇野からは宇高連絡船に接続。さらに高松から特急、急行に接続する役割を持っていました。前身の急行「瀬戸」は1971(昭和46)年に14系ブルートレイン試作車の運用をしたことでも有名です。
もっとも寝台特急化された時に使用されたのは20系で、急行よりもサービスダウンするという珍しい経緯を持っています。
自分が初めて「瀬戸」に乗車したのは1974(昭和49)年。母親の実家が愛媛県にあり、「しおかぜ」~宇高連絡船のリレーで乗車しました。20系に乗車したのはこれが最初で最後。3段式寝台に乗ったのも最初で最後でした。
ちなみに牽引機はEF65形500番代。個人的にはいちばん好きなブルトレ牽引機でした。

(EF65 501・高崎第2機関区・1986年3月)
その後24系25形100番代になった「瀬戸」に何回か乗車しました。そんなわけで上段固定式の2段寝台が一番馴染みがあります。
そして東海道本線で「瀬戸」を撮影したりしていました。それが最初の写真。
瀬戸大橋開通後は「瀬戸」で四国上陸もしています。
現在は「サンライズ瀬戸」に発展的解消を遂げましたが、自分的には「瀬戸」がいちばん身近なブルートレインでした。