
この画像は合成ですが、良きライバルとしてがんばっている感じがしています。
成田空港へのアクセスルートとしては、当初成田新幹線が計画され、土屋地区~成田空港の路盤は完成していましたが、国鉄の財政事情の悪化で建設の遅延、凍結、そして計画の失効という憂き目にあいました。
一方京成電鉄もアクセスルートを建設。しかし当時の成田空港駅(現・東成田駅)は空港ビルから離れていて不便を強いられる結果になっています。
その後1991(平成3)年に完成していた土屋~成田空港間の路盤を活かしてJR東日本が成田線を敷設して「成田エクスプレス」の運行を開始しました。「成田エクスプレス」は東京、渋谷、新宿、池袋、横浜を直結したことで成功を収めたと言えます。
また、京成電鉄もルート変更で旧成田新幹線の路盤に路線を設置し、不便さを解消しました。
2010(平成22)年には北総線経由の成田スカイアクセス線が開通し、「スカイライナー」はバイパス効果と一部区間の最高速度160km/h運転で所要時間を大幅に短縮しています。
さてさて、合成するぐらい併走するタイミングが少ない両列車ですが、「成田エクスプレス」「スカイライナー」ともに優劣つけがたい感じになりました。まぁ利用状況によってチョイスするのがいい感じですね。