
(「あずさ」クハ189-9・日野~豊田・2015年12月31日)
さて、まず最初にむかったのは高崎線北鴻巣~行田間にあるカーブ。ここで12月30日から運行されている「水上91号」を狙いました。通過予想時刻20分前までは数人しかいなかったのですが、あれよあれよと人が集まってきて10数人ぐらいに。
そして「水上91号」が通過。

(「水上」クハ185-306・北鴻巣~行田・2015年12月31日)
湘南ブロックパターン塗装のグリーン車なし6両編成でした。
上野~水上間の行楽特急の定期運行は2010(平成22)年12月3日で終了し、以後は土休日運行の臨時列車となっていましたが、それも2012(平成24)年2月で終了。以後は忘れた頃に思い出したかのように「水上90号」「水上91号」が運行されています。
今季は12月30・31日に「水上91号」、明けて1月2・3日に「水上90号」が走りますが、果たして需要があるのかどうかはわかりません。
185系は国鉄特急形電車としては遜色扱いされていることが多くて、人気も今ひとつな感じですが、それでも徐々に勢力を縮小しているし、おそらくここ数年で大きな変化が訪れると予想されます。なにより「水上」がいつフェードアウトしてもおかしくないので、ここは撮っておかないとという感じでした。
「水上91号」を撮影した後豊田に移動。圏央道のおかげでこんな移動も簡単にできるようになりました。
そして待ち受けるのは一昨日も撮影した「あずさ85号」。ただし30日と31日の車両は長野総合車両センター所属のN102編成でした。

(「あずさ」クハ189-9・日野~豊田・2015年12月31日)
12月30日は豊田車両センターの189系がフル稼働していて「あずさ色」のM50編成が「ホリデー快速富士山」、国鉄色のM51編成が白馬臨、そして「グレードアップあずさ色」のM52編成が「あずさ87号」に使われていたので、「あずさ85号」用の編成としてN102編成を充当したのかと思われます。ちなみにN102編成は朝長野から送り込み回送されて「あずさ85号」で松本で運行後、回送列車として新宿まで戻り、「ムーンライト信州」に充当されました。
ところが12月31日は「ムーンライト信州」の運行はなく、しかも豊田の189系にも余裕がある感じだったのですが、N102編成が送り込まれて「あずさ85号」に充当されました。
まぁ「あさま色」の「あずさ」を撮影するのも久しぶりだったので、これはこれでいいかなとは思いましたが(笑
最後は立川~日野間に移動して「あずさ87号」を待ち受けました。やってきたのは「グレードアップあずさ色」の豊田M52編成。

(「あずさ」クハ189-11・立川~日野・2015年12月31日)
29日はカーブ区間だったので、直線での編成写真が撮れて良かったかと思います。
これが今年の撮り納めとなりました。
ではみなさん、良いお年を。