
(D51 408・生田緑地・2015年2月24日)
SLはD51 408。晩年は新鶴見機関区に配置され、山手貨物線などで活躍していたようです。

(D51 408・生田緑地・2015年2月24日)
1970(昭和45)年11月に廃車された後、大宮工場で解体されて生田緑地に運び込まれ、1971(昭和46)年から保存されています。
保存状態は良好のようです。
客車はスハ42 2047です。

(スハ42 2047・生田緑地・2015年2月24日)
スハ42形と聞くと一瞬スハ43系の一族に感じますが、この車両はオハ35系の一員です。オハ35形の後期形と同じ絞りのない折妻形状の車体を採用しています。
オハ35形との違いは台車で、ウイングばね式のTR40形を履いています。

(スハ42 2047・生田緑地・2015年2月24日)
なお、台車をTR23形に交換した車両は自重が軽くなったため、オハ35形に編入されています。また更新修繕で自重が軽くなった車両はオハ36形に形式変更されました。
車内は旧型客車らしくボックスシートが並んでいます。

(スハ42 2047・生田緑地・2015年2月24日)
床が板張りですね。
車内は日中開放されていて、休憩室としても利用されているようです。
このボックスシートは旅情がありますよね。

(スハ42 2047・生田緑地・2015年2月24日)
この車両が現役だった頃が懐かしいな。
スハ42形の保存車は2両しかないようですが、この2047の保存状態はとても良いようです。
できればD51と連結して欲しいなって思いましたが。