【2014年6月新潟撮り鉄】(その7)加茂の虚空に残る蒲原鉄道の駅跡 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

信越本線加茂~羽生田間にある橋脚と土手。これは蒲原鉄道の廃線跡です。

蒲原鉄道は加茂と磐越西線五泉を結ぶ私鉄でしたが、1985年4月1日に加茂~村松間が廃止されました。その後1999年10月4日に全線が廃止されています。
写真左側にはホームが見えますが、これは陣ヶ峰駅跡です。

ここから見ると、この駅を終点としてまだ列車が走りそうな感じに見えますね。

ホームの反対側に回って見ましょう。

わかりにくいですが、駅への階段が残っていました。

さらに駅の五泉側に回って見ると、こちらにも階段がありました。

こちらがメインだったみたいですね。

階段を登ってみるとホームまで到達です。

ホームから五泉方向を見てみると、路盤が延々と続いているように見えます。

加茂方向を見ると、信越本線を跨いでいたことがよくわかりますね。

線路はこのあと左へカーブしていました。

蒲原鉄道の土手は信越本線の線路付近までで、そこから土手の一部は崩されました。

廃線跡の一部は住宅になっていたりしましたが、信越本線と合流する付近で再び廃線跡が姿を現します。

小さな鉄橋が残っていますね。奧には信越本線の踏切が見えます。

加茂駅の北側で信越本線と並行。鉄橋がそのまま残っています。

3線分の架線柱が名残を残していますね。

加茂駅構内付近。

痕跡がなんとなく残っていました。

そして加茂駅。

蒲原鉄道はここから発車していました。
ホームは当時のままでしょうか。蒲原鉄道は何度も見たことはあったのですが、結局乗ったり写真を撮ったりしないで終わってしまいました。今思うとちょっと後悔しています。