【鉄道温故知新】江ノ島電鉄江ノ島〜腰越間 | はやこま すていしょん!

はやこま すていしょん!

更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

江ノ電の愛称で親しまれている江ノ島電鉄。自分の実家が相模原にあったので、学生時代は江ノ島に頻繁に行ったものです。今日久しぶりに江ノ電を見て来ましたが、車両も風景も変わったところもあるし、そのままのところもある感じで、いい感じに時代が混ざっていました。ということで久しぶりの温故知新ネタは江ノ島~腰越間での1枚。
上は多分1983年頃に撮影したもの。そして下が現在です。



鈴木ラジオ店は今も営業していましたが「ナショナル」が「Panasonic」に変わっていますね。奧のパン屋さんは看板もなく、シャッターが閉まっていたので廃業したのかもしれません。でも建物自体はそのままですね。
街灯は建て替えられ、軌道部分の路面は塗装されるなどの変化もよくわかります。
余談ですが、この区間の特徴でもある道路と軌道が一緒になっている区間は路面電車に適用される軌道法では併用軌道という扱いとなります。江ノ電は建設当初は軌道法に基づいていましたが、現在は鉄道事業法による鉄道線に切り換えられています。鉄道事業法では併用軌道は認められておらず、江ノ電は特認という形となっているようです。なお鉄道事業法に基づいたこのような併用軌道的区間の例は名鉄犬山線など多数存在しましたが、この場合「長大な踏切」という扱いとなるのだそうです。
久しぶりに来ましたが、江ノ電のこの区間はのんびり散策するにはもってこいです。