
羅須地人鉄道協会は1973年4月に結成された鉄道愛好家の団体で、610mm軌間の軽便鉄道の車両を動態保存しています。活動開始当初は新潟県糸魚川市にあった東洋活性白土の協力を得て、専用線に車両を保管、保存運転をしていましたが、1982年に同社が解散。そして1993年に成田ゆめ牧場の協力を得て、牧場内に線路を敷設、車両の保存運転を行なっています。
通常は立山砂防鉄道から譲り受けた102号ディーゼル機関車が活躍中。

酒井工業製の5t機だそうです。
現在は500mのエンドレス軌道を敷設していますが、将来的には総延長2km程に拡大されるようです。

ここはデルタ線になりきれていませんが、そのうちデルタ線になるのでしょうか。
乗車する駅と別の場所に車庫とホーム、給水塔などが設置されています。

車庫には酒井製の101号やSLの6号機の姿が見えます。

奧にはSLの3号機や11号機もいるのでしょうか?
留置線にはナベトロが。

もうひとつの車庫には客車が置いてあります。

そして頸城鉄道からやってきたラッセル車も見えます。

これは5号機。

加藤製作所製4t機です。
そして103号機。

酒井工業製の立山3兄弟の1両ですが、今は動いていないみたいです。
自作SL12号機はもはや不思議なオブジェと化しています。

その奥に見える客車は西武山口線で使われていた客車ですね。

西武山口線に来る前は井笠鉄道にいました。
このSLはなんなんでしょうね。

なかなかミステリアスな空間もありますが、列車は元気に運行中。

こういう保存鉄道って興味深いですね。
