JR四国N2000系量産先行車 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

高松駅でJR四国N2000系の量産先行車を初めて見ました。

(「うずしお」2458・高松・2014年3月5日)
N2000系は高徳線「うずしお」の130km/h運転に備えて開発した車両で、1995年に量産先行車2両が登場。1997年に量産車として中間車が先行製造され、1998年から先頭車も含めた量産車が増備されました。
さて、N2000系の量産車は運転台が高床構造となり、塗色も赤と紺のツートーンとなっています。

(「うずしお」2460・志度~オレンジタウン・2009年5月22日)
N2000系の量産車と量産先行車の顔の違いは一目瞭然ですが、それは先行車の車体が2000系のものを使用しているからです。ちなみにこちらが2000系。最高速度は120km/hなのが大きな違いです。

(「南風」2116・多度津・2008年9月5日)
塗色以外はN2000系先行車と同じですね。実はN2000系量産先行車が登場した時はカラーリングも2000系に準じていて、貫通扉と乗降扉を赤くして区別していたそうなのですが、後に量産車にあわせて塗色を変更。その結果2000系車体にN2000系カラーという組合せが誕生しました。

(「うずしお」・2424・高松・2014年3月5日)
もちろん動力性能は130km/h対応。エンジンはコマツSA6D125H-1Aとなり、2000系の330psから350psにパワーアップしました。

(高松・2014年3月5日)
ブレーキも2000系の踏面ブレーキからディスクブレーキに変更。

(高松・2014年3月5日)
それに伴って台車もS-DT61形に変更されました。なお2000系とN2000系の混結は可能ですが、その場合は最高速度120km/hとなります。

ところでN2000系量産先行車の車号が2424、2458となっていることからわかるとおり、2000系とN2000系は形式は分かれていますが、車号は連番になっていて、N2000系は2000系+300の形式が与えられました。
次回は2000系とN2000系のラインナップを整理してみましょう。