横須賀軍港クルージング(その1) | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

元々軍艦が好きだった上に艦隊これくしょんにはまっているわけですが、ふとしたきっかけで横須賀軍港クルージングができるのを知って、乗船してきました。

この船が乗船する「SeaFriend Ⅴ」です。1階の客室と屋上で構成されています。当然眺望のいい屋上が狙い目です。この船はJR横須賀駅近くの汐入から出港し、米軍横須賀基地や海上自衛隊横須賀基地を巡ります。

出港してすぐ右手に海上自衛隊の潜水艦が2隻停泊していました。

海上自衛隊の潜水艦のメンテナンスは米軍横須賀基地内で行なわれているそうです。なお潜水艦には艦名やナンバーが記されていないので、艦名はわかりませんでした。

続いて見えてきたのは米軍のミサイル駆逐艦「ラッセン」。いわゆるイージス艦でもあります。

「アーレイ・バーク級」の32番艦で、排水量は9,648t。横須賀には2005年から配備されています。

隣に停泊しているのは同型艦の「マッキャンベル」。

こちらは35番艦となります。横須賀には2007年に配備されています。

またまた海上自衛隊の潜水艦です。

入り口のハッチの大きさを隠すためにテントを立てているのだそうです。

これはホテルシップ「APL40」。

艦の工事中に乗組員を宿泊させる船ですが、現在はエンジンを降ろして寝室を増やしたのでじそうはできないそうです。

そして海上自衛隊のイージス艦「きりしま」が米軍基地に停泊していました。

日本初のイージス艦「こんごう形」の2番艦。基準排水量7,250t、総排水量9,485tで、「アーレイ・バーク級」をベースに日本が独自開発したそうです。「アーレイ・バーク級」初期型よりは大型になっています。「こんごう形」は「こんごう」「きりしま」「みょうこう」「ちょうかい」の4隻。海軍時代とは違う姉妹構成になっていますね
それはともかく、海自の護衛艦が米軍基地に停泊していることは珍しいのだそうです。ガイドによれば合同演習の打ち合わせではないかとのこと。

「きりしま」と並んでいるのは「アーレイ・バーク級」13番艦の「ステザム」と6番艦「ジョン・S・マケイン」。

「アーレイ・バーク級」初期型の排水量は8,362tだったようです。

「カーティス・ウィルバー」(右)は「アーレス・バーク級」の4番艦。

「シャイロー」(左)は「タイコンデロガ級」の21番艦で排水量は9,600t。

そして原子力空母「ジョージ・ワシントン」も停泊していました。

全長333mというのは「大和」の263mよりもはるかに長いということですね。現在の海上自衛隊にはこのような大型艦は存在しません。

この「ジョージ・ワシントン」の隣には戦艦「信濃」あらため空母「信濃」を建造した6号ドックがあります。

横須賀のドックは、幕末に作られた1号ドックからこの6号ドックまですべて現役で、米軍艦艇や海自艦艇のメンテナンスをしています。
そして「アーレイ・バーク級」39番艦の「マスティン」。

次回は海上自衛隊の基地をご紹介します。