大和ミュージアムに行って来た(その2)「ゼロ戦六二型」 | はやこま すていしょん!

はやこま すていしょん!

更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

大和ミュージアムの展示は大和関連のものだけではなく、第2次世界大戦や呉に関する展示も多数あります。零式艦上戦闘機六二型もそのひとつです。

ゼロ戦こと、零式艦上戦闘機は1940年に日本海軍が制式機として採用しました。開発は三菱重工ですが、陸軍の戦闘機隼で有名な中島飛行機(現在の富士重工)でもライセンス生産をしていて、この機体も中島飛行機製(中島82729号)。1945年8月6日に吾妻常雄中尉が操縦中にエンジントラブルで琵琶湖に不時着水し、湖底に眠っていましたが、1978年1月に引き上げられ、修復されました。

全長9,121m×全幅11m×全高3.509m、主翼面積は21.3㎡あります。自重は2,155kg。

九九式二号20ミリ機銃2丁と三式13.2ミリ機銃3丁を搭載。さらに60kg爆弾2発または、250kg爆弾、500kg爆弾1発を装備する事もできます。


エンジンは中島飛行機製の栄三一型甲。

空冷複列星形14気筒エンジンで、出力は1,130psを発揮。このエンジンを搭載した六三型の巡航速度370km/h、最大速度543km/hという性能でした。

自分が見たゼロ戦は、所沢航空発祥記念館で期間限定展示していた五二型と、靖国神社内の遊就館にある五二型に続いて3機目。そして初めての六二型でした。