
(「北斗星」オハネフ25 15・尾久~赤羽・2010年7月3日)
豪華夜行列車として1988年より運行を開始した「北斗星」。すでに25年も運行されているわけですが、2016年の北海道新幹線開業を機に廃止されるというもの。
また「あけぼの」は来春に廃止されると報じられています。

(「あけぼの」カニ24 102・上野~尾久・2007年8月26日)
使用されている24系客車は車齢35年以上で老朽化も進んでいますが、代替の車両を申請するほどの乗車率は見込めないというのが現実のようです。
老朽化と言えばJR西日本の「トワイライトエクスプレス」も24系を使用していますが、こちらはどうなるのでしょう?

(「トワイライトエクスプレス」スロネフ24-500・新疋田~敦賀・2003年5月10日)
「トワイライトエクスプレス」はなかなかの人気だと聞きます。自分はまだ乗車した事がないので、一度乗車してみたいところです。
そしてJR東日本E26系「カシオペア」の動向も気になりますね。

(「カシオペア」スロネフE26-1・東鷲宮~栗橋・2006年9月24日)
E26系の車齢は14年ほどですし、ステンレス車体ですからまだ廃車とはならないでしょう。
北海道新幹線の開業で青函トンネル区間は交流25,000Vに昇圧され、JR北海道のED79形は使用できなくなりますが、JR貨物が複電圧仕様のEH800形を投入しますので、EH800形による牽引は可能。この場合JR貨物に牽引を委託するかどうかはわかりませんが。
その一方でE26系を使った東北一周のクルーズトレインの運行も実施されていますので、E26系の活用方針が転換される可能性もありそうです。
いずれにしてもJR東日本、JR西日本の公式発表を待つことにしましょう。