【思い出の国鉄・JR特急】Part9「オホーツク」 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

北海道で初めて函館を発着しない特急となったのが1972年10月2日に登場した「オホーツク」です。
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(「オホーツク」キハ82・岩見沢・1980年7月)
前身の急行「オホーツク」は、石北本線、名寄本線経由で札幌~名寄間を結んでいましたが、特急化にあたり運転区間を札幌~網走間に変更しました。車両は札幌運転所のキハ80系を使用。札幌~網走を日帰りで一往復する運用を組み、札幌を早朝の7時に出発し、夜遅く帰ってきました。
石北本線の主力は急行「大雪」でしたが、1981~1986年までに昼行の「大雪」はすべて「オホーツク」に格上げされました。1988年には「おおとり」を系統分離し、札幌~網走間を「オホーツク」に統合しました。
9年ぶりに再会した「オホーツク」はキハ183系に置き換わっていました。
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(「オホーツク」キハ183 901・網走・1989年8月)
塗色も500番代に倣った新塗色となっていました。キハ183系900番代とも9年ぶりの再会でした。

国鉄時代末期に登場したキハ183形100番代も「オホーツク」に使用されていました。
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(「オホーツク」キハ183 103・1989年8月)
電源車のキハ184形に貫通形運転台ユニットを取り付けたのですが、微妙にキハ82形を意識しているようなデザインがユニークでした。

1992年には夜行急行「大雪」が「オホーツク」に格上げされました。この夜行「オホーツク」に新婚旅行で乗車したのですが、これが「オホーツク」初乗車となりました。
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(「オホーツク」キハ183・網走・1994年2月)
ラベンダーカラーの新塗色。色そのものは「スーパーとかち」で採用された色ですが、塗り分けは元々「オホーツク」用で、当初は側面に「OKHOTSK」のロゴが入っていました。
夜行「オホーツク」は2006年3月18日に臨時列車化され、2008年3月17日に廃止されています。

その後「オホーツク」には何回か乗車しました。
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(「オホーツク」キハ183 212・2008年6月28日)
山岳区間が多い石北本線では「オホーツク」のスピードも遅く、「ノローツク」と揶揄されるのも致し方ないかなと思います。遠軽経由で途中方向転換があるなど、高速バスに対して不利な要素が多いのも「オホーツク」のつらいところ。
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(「オホーツク」キハ183 104・苗穂~白石・2007年5月27日)
現在はキハ183系500番代も充当されているのですが、まだ撮影していません。そろそろ北海道に撮影しに行きたいな。