正門から入ると、まず最初にクハ901-1がお出迎えしてくれます。といっても車号だけで実態は量産化改造されたクハ209-1です。

(クハ901-1・東京総合車両センター・2013年8月24日)
901系はVVVFインバータを使用した次世代通勤形電車の試作車として3編成試作され、主回路装置は3メーカーの競作となりました。このA編成は富士電機のパワートランジスタ素子1C1M方式VVVFインバータ装置を搭載しましたが、量産車には採用されませんでした。ちなみに量産車に採用されたのはC編成の三菱電機製GTO素子1C4M方式VVVFインバータ装置。B編成の東芝製GTO素子1C1M方式VVVFインバータ装置は255系に採用されました。
屋内では検修中のE231系やE233系を見ることができました。

(クハE230-4・東京総合車両センター・2013年8月24日)
中央総武線車両なのに特快表示とか(笑
さて、今回の車両展示はこんな感じでした。
南武線用205系ナハ34編成。

(クハ205-18・東京総合車両センター・2013年8月24日)
E233系の投入が発表されているので、ある意味貴重なシーンかもです。
115系豊田所属の訓練車。

(クハ115-207・東京総合車両センター・2013年8月24日)
訓練車がここまで遠征してくるとは!
PトップことEF65 501。

(EF65 501・東京総合車両センター・2013年8月24日)
EF65形0番代をベースとして、ブルートレイン20系を110km/hで牽引するためのAREBブレーキ装備、非常時にカニ22のパンタグラフを下げるカニパンスイッチや、車掌との電話装備を備え、通称EF65Pと呼ばれています。
やっぱりEF65は非貫通形がかっこいいですね(笑
埼京線で活躍した205系、ハエ29編成も展示。

(クハ205-41・東京総合車両センター・2013年8月24日)
埼京線の205系もどんどん姿を消していくことでしょう