
BRZはJAF-GT300規定に則ってボディを製作し、エンジンはEJ20ターボを搭載しています。
コーナリング性能に優れ、2013年シーズンは鈴鹿1000kmレースまでに予選ポールポジションを4回獲得していましたが、決勝レースではトラブルが発生して優勝を逃してきていました。
さらにJAF-GT300マシンとFIA GT3マシンとの格差を是正するために、JAF-GT300マシンは給油リストリクターを装着して給油時間が長くなるようにされ、また最低地上高も48mmから53mmと8mm高くされたため、空力的もサスペンションバランスも悪化したため、BRZもセッティングに苦労したようですが、そのかいあってか予選ではぶっちぎりのポールポジションを獲得しました。

そして決勝レースでも、ライバルを圧倒するスピードでレースをリード。終盤にディフューザーのトラブルがあり、その対応とタイヤ交換、給油のピットインでBMW Z4に先行されましたが、難なく抜き返して悲願のクラス優勝を果たしました。
スバル乗りとしては喜ばしいことですが、これだけ圧倒的な戦闘力を見せつけてしまうと、次戦までに性能調整されることは必至かなという感じ。さて次戦はどうなるのでしょう?