
新型車両はJR東日本とJR西日本の共同開発で、JR西日本はW7系となります。
さて、この北陸新幹線の列車名ですが、JR東日本とJR西日本による公募が5月31日から6月30日までの期間実施されています。
採用列車名の発表は今秋ということで、E7系先行車登場時には名前も発表ということになりそうです。
さてさて、どんな列車名になるのでしょうか?
今までの北陸系統特急、急行を見渡してみると、最有力候補の筆頭はやはり「はくたか」でしょうか。現在も上越新幹線と接続して金沢を結び、北越急行線内では160km/h運転を行なうなど素性としては文句の付け所はありませんね。
また北陸のエースである「雷鳥」は「サンダーバード」に発展的解消しているので「らいちょう」という線もあるかも知れません。しかしこれは関西勢の反感を買いそうです。
その路線とまったく関係なく、同時にスピードを感じさせる列車名としては「あさかぜ」「さちかぜ」というのも面白いかも。
ともあれ、まだ応募も締め切りになっていませんので、今後が楽しみです。
ところでこの列車名、公募が1位だから採用というわけではなく、「はやぶさ」のように7位が選定されることもありますから、推測するのは本当に楽しみですね。
ちなみに公募第1回目は1929年のこと。東京~下関間の特別急行列車2往復の列車名を公募したわけですが、この時の順位は以下の通り。
1位 富士
2位 燕
3位 櫻
4位 旭
5位 隼
6位 鳩
7位 大和
8位 鴎
9位 千鳥
10位 疾風
このうち「富士」と「櫻」が選定されましたが、「燕」は1930年から運転開始した超特急に採用され、名実ともにエースとなっています。
この時の列車名の内「つばめ」「さくら」「あさひ」「はやぶさ」「はやて」が新幹線の名称になったことを考えると凄い話ですよね。