
(EH200-22・熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
甲種輸送は狭軌の在来線を機関車牽引で行なうので、当然ながら通常とは異なる装備や仕様となっています。
まずは狭軌用仮台車。貨車の台車の様なボルスタ台車で、枕バネもコイルスプリングになっています。

(熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
車体と台車の間にスペーサーが入っていました。このスペーサーには中心ピンと心皿が備わっているはずです。
先頭部の連結器は機関車と連結するため自動連結器に交換。最後尾車用の反射板が設置されています。

(E621-9・熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
また機関車からの自動空気ブレーキを作動させるために、ブレーキ管も装備されました。

(E611-9・熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
神戸貨物ターミナルから秋田まで機関車の次位となるE611形の運転台窓には、架線からの油汚れから守るためにカバーをつけられています。

(E611-9・熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
全周ホロと車体間ダンパは未装着。

(熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
パンタグラフは謝って上昇するとこがないよう厳重に封印されています。

(熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
排障器も取り外されていました。

(熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
そして窓には川崎重工のマーク。

(熊谷貨物ターミナル・2013年6月1日)
このE6系2泊3日の旅もいよいよ最後の日を迎えましたが、6月21日にも甲種が予定されているので、またじっくり撮影したいものです。