
(EF60 510/EF65 1115/EF81 133・大宮車両所・2013年5月25日)
大宮駅方面から歩いてくると正門の手前にD51 187が保存されています。公道側に保存されているので普段から見ることができますが、今年は時刻表50周年ということで記念ヘッドマークが装着されていました。

(D51 187・大宮総合車両センター・2013年5月25日)
今年もいい天気です!

(大宮総合車両センター/大宮車両所・2013年5月25日)
正門から入って右手の建物では、台車の組み立て実演を行なっていました。これは「スーパービュー踊り子」用251系、クハ251形のTR241形台車の台車枠です。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
251系の台車は電動車用がDT56形、付随車用がTR241形となっています。いずれも軽量ボルスタレス構造で、アンチヨーダンパ付き。この台車は651系用と同形式ですが、251系は130km/h運転を実施しないため、歯車比は651系の3.95よりも定速形の4.82となっています。
台車の部品も数多く展示されていました。これは枕バネ。というよりも空気バネと言った方がわかりやすいですね。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
ボルスタレス台車では台車枠上に搭載された空気バネが車体を直接支える構造となっています。カーブやポイントなどで台車が首振りした際は、空気バネが前後方向によじれます。
ブレーキダイヤフラムはバックシリンダとも呼ばれています。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
空気を込めると膨らんで、ディスクブレーキのライニングをディスク面に押し付ける役割を果たします。
踏面ブレーキでブレーキシューを車輪に押し付けるのはこのSJシリンダ。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
空気を込めると上のピストンが出てきます。
これは205系用DT50形台車のM46形輪軸。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
歯車箱のカバーが開いた状態になっていました。
同じくDT50形とTR235形に使用しているJC32形軸受のカットボディ。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
ツバ付円筒コロ式軸受ですね。
DT50形台車も展示されていましたが、砂箱が追加されているものもありました。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
これは日光線、宇都宮線用に改造している205系が装着する台車です。
同じ建物の中では205系も改造中。

(クハ205-109・大宮総合車両センター・2013年5月25日)
塗装はまだ京葉線のままですが、電気連結器や半自動扉開閉ボタンの設置などが行なわれていました。
同じ場所では251系や24系の車体補修もしています。

(大宮総合車両センター・2013年5月25日)
こうやって並んでいると壮観ですね。
相模線用の205系500番代は車掌体験に使用されていました。

(クハ205-501・大宮総合車両センター・2013年5月25日)
変動著しい205系のなか、まったく変化と無縁なのが205系500番代ですね。
「成田エクスプレス」用E259系もいました。

(クハE258-21・大宮総合車両センター・2013年5月25日)
東北・上越新幹線の高架線を挟んだ反対側にはEF58 93が展示されていました。

(EF58 93・大宮総合車両センター・2013年5月25日)
青大将塗色で保存されているEF58 93ですが、現役時代は青大将塗色にはなっていなかったりします。
そして日光線で活躍した107系の姿も。

(クハ106-4・大宮総合車両センター・2013年5月25日)
3月のダイヤ改正で引退した107系小山車。「ありがとう107系」の文字が泣かせますね。
(続く)