
乗車したのはG3編成。
N700Aは「Advanced」の頭文字「A」を冠するとおり、N700系の正常進化系として登場。その内容は定速走行装置、台車振動検知システム、中央締結ブレーキディスクの搭載と、見た目で分かりにくいものばかりです。しかも定速走行装置と中央締結ブレーキディスクは既存のN700系0番代、3000番代にも搭載されるため、「A」のロゴと先頭車の帯の長さ以外、外観での違いを見つけることは困難ですが、VVVFインバータの主回路装置は走行風冷却式に統一されたため、0番代の強制沸騰冷却式で備えていた冷却風取り入れ口が廃止されている点も異なります。
一方車内に関しては普通車、グリーン車ともシート生地の模様が流れ模様に変わったのが特徴的。

背もたれの形状も変更されました。さらにシート生地は100%再生可能なものとしています。
また、普通車の床はグリーン車と同じ吸音構造となりました。
グリーン車に関しては内壁に制振パネルを装着。

N700Aは、より静かになりました。
便洗面所の照明もLED化して消費電力を削減。

快適性能とエコ性能も進化したのがN700Aというわけですね。