さて、現在はこんなクルマが展示されていました。

これらはかつてジュネーブショーに出品したインフィニティブランドのコンセプトカーのようです。そういえば今年のジュネーブショーも先日開催されたのでそれに合わせた企画なのかも知れませんね。
インフィニティ エセレアは2011年ジュネーブショーに出品された若い世代向けのラグジュアリーカー。

全長は4,400mmで、クーペのような流麗なスタイルを持っていますが、実は5ドアハッチバック。ホイールベース2,750mm、全高1,445mmを確保して、セダン並みの居住性を誇ります。
2009年のジュネーブショーに出品されたインフィニティ エッセンス。こちらは正真正銘2ドアクーペ。

全幅1,960mm、全高1,310mmというワイド&ロースタイルを採用し、全長4,720mm、ホイールベースは2,800mmもありながら2シーターという贅沢きわまりないレイアウトになっていますが、これは高級スポーツクーペという「インフィニティ」ブランドのアイコンを表現するとともに、今後の「インフィニティ」ブランドを提案するという狙いがあるのだとか。
2012年のジュネーブショーでは、「インフィニティ」ブランドのスローガンをに「インスパイアド パフォーマンス」として、先進的なスポーツカーコンセプトを発表。それがインフィニティ エマージ(EMERG-E)。

エマージはハイブリッドエンジン搭載のミッドシップ2シータースポーツ。

日産のミッドシップと聞くとMID-4やMID-4IIを連想してしまいますが、日産のコンセプトカーってかっこいいものが多いんですよね。
最後はジュネーブショートは関係なく、2011年のフランクフルトショーに出品されたSUV、インフィニティFXセバスチャン ベッテルバージョン。

カーボン製空力パーツで武装し、F1レーサーベッテルのアドバイスによってサスペンションセッティングはもちろんのこと、内外装の設えも彼のアドバイスを活かしているのだとか。実はベッテルはインフィニティのデザインアンバサダーだったのですね。
インフィニティFXはヨーロッパや中東で限定200台が販売されたそうです。
そんなインフィニティのショーモデル。普段なかなか見ることができないからこういう時に見ておきたいものですね。