北海道ワイド周遊券での旅を振り返る(C62編)「やっぱりC62はかっこいい!」 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

北海道ワイド周遊券での旅。今回の最大の目的が「C62ニセコ号」を見に行くことでした。函館本線の急行「ニセコ」を牽引したC62は今でも伝説となっていますが、手宮鉄道記念庫で保存されていたC62 3が動態復元され1988年から「C62ニセコ号」として運転されていたのです。
ということで小沢駅まで向かって、「C62ニセコ号」を撮影。
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(「C62ニセコ号」C62 3・倶知安~小沢・1989年8月)
この後バスに乗って倶知安に向かいました。

このころの「C62ニセコ号」は倶知安~小樽間の運転で、C62 3も倶知安駅構内で折り返し作業をしていました。
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(C62 3・倶知安・1989年8月)
作業が完了すると一旦小樽方に引き上げ、その後バック運転でホームに据え付けられている客車に連結されます。
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(C62 3・倶知安~小沢・1989年8月)
倶知安駅のホームでC62 3をまじまじと見ましたが、その大きさに圧倒されました。
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(「C62ニセコ号」C62 3・倶知安~小沢・1989年8月)
そして小樽までSLの旅を満喫。実はこれがSL列車初体験だったのでかなり感動しました。

感動もさめやらぬまま小樽に到着。
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(「C62ニセコ号」C62 3・小樽・1989年8月)
5両編成ながらスハ45系を使用しているので雰囲気は充分です。
中間にはカフェカースハシ44が連結されていましたが、外観はスハフ44のままだったのも素晴らしかったですね。
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(「C62ニセコ号」スハシ44 1・小樽・1989年8月)
隣のホームからED76牽引の50系51形普通列車が発車していきました。
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(ED76 518/C62 3・小樽・1989年8月)
新旧客車列車の並びが時代を感じますね。

C62 3は客車を側線に押し込んだ後、中線に入線してきました。
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(C62 3・小樽・1989年8月)
そして中線でしばしの休息。
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(C62 3・小樽・1989年8月)
その後、小樽築港へ向けて単機回送していきました。
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(C62 3・小樽・1989年8月)
もう一度ぐらい乗れるチャンスがあるかなと思っていたのですが、残念ながら1995年で運転を終了。
実はこの「C62ニセコ号」ですが、北海道鉄道文化協議会という民間団体が集めた寄付金で運行を賄っていたのですが、全検費用や運行費用の確保がままならなくなり、挙げ句の果てに軸受焼損事故というSLにとって致命的なトラブルを引き起こしています。
運行終了後C62 3は苗穂工場で保管されていますが、2000年に除籍されました。
もうC62 3が本線を走ることはなさそうですが、一度でも乗車できたのは幸せだったというべきなのでしょうね。