
(NER-1000・青森・2009年12月5日)
除雪装置は両端に装備されています。一見箱形のロータリー機関車の様な形状をしていますが、かき寄せ翼は変形可能で、単線用、復線用ラッセルにもなる可動排雪翼となっています。

(NER-1000・青森・2009年12月5日)
可動排雪翼の角度は47.5°。排雪能力は100,000㎥/hで、これはDE15の105,000㎥/hに匹敵します。なおロータリー時の排雪能力は18,000㎥/hで、DD14の18,333㎥/hに匹敵。エンジン出力は1,000psと強力。さらに排雪装置の操作自動化も推進しています。
とはいえ、NER-1000の登場で除雪用ディーゼル機関車が廃車になっているのは非常に残念。そんな除雪用ディーゼル機関車の話はまた後日ということで。