2012年12月1日で定期運用を終了した久留里線の国鉄形気動車。
最後まで活躍したのはキハ30形3両とキハ37形3両。そしてキハ38形7両でした。
これら13両の気動車ですが、それぞれの行き先が決まったようです。
・いすみ鉄道にキハ30形を1両譲渡
すぐ近所のいすみ鉄道で第2の人生を送ることになりました。ご存じの通りいすみ鉄道にはJR西日本からキハ52 125が譲渡され、すでに活躍していますが、続いてキハ28 2346が国鉄色に戻されて上に譲渡されています。今後いすみ鉄道は3両の国鉄形気動車が活躍することになるので楽しみですね。
・ポッポの丘にキハ38形1両を譲渡
いすみ鉄道上総中川駅近くのポッポの丘の保存車に加えられるそうです。ここには24系オハネフ24とオロネ24やDE10、営団丸ノ内線400形や銚子電鉄、いすみ鉄道の車両などバラエティに富んだ車両が保存されているので、一度行ってみたいものです。
・水島臨海鉄道に6両譲渡
なんと岡山の水島臨海鉄道にキハ30形が2両とキハ37形が3両、そしてキハ38形1両の6両が譲渡されるようです。これはびっくりですね。おそらくはでものキハ20形4両を置き換えるのかと思われますが。
ところで、今まで両運転台車ばかり使用していた水島臨海鉄道。しかもMRT300という新潟鐵工製軽快気動車NDCシリーズも存在します。
たしかにラッシュ時は2両で運転されているので、今回入る片運転台車4両はその対策に使用するのでしょうか?
となると一番経年が若いキハ37全車とキハ38で2両編成2本を組めばOKで、ひょっとするとキハ30は部品取り用ってことはないですよね?
そして譲渡されないキハ38形5両は廃車解体されてしまうのか?
こちらも気になるところです。