
(クハ155-13・西小坂井・1982年12月)
155系は登場当時、4人掛けボックスシートと6人掛けボックスシートが配置され、荷棚は座席直上枕木方向に設置、ボックスシート中央には大型テーブルを備えていましたが、1971(昭和46)年以降急行形電車と同様の4人掛けボックスシートに変更されました。
そんなわけで155系の晩年は6人掛けボックスシートは存在しなかったわけです。
ところがどっこい、6人掛けボックスシートはまだ存在していたみたい。しかも本州ではなく四国にありました。
それがこれです。

(多度津工場・2009年5月23日)
この日の多度津工場一般公開の際に資料室にあった座席ですが、当時の写真を整理しているときにヘッドレストの形状に目が止まりました。このヘッドレストは修学旅行列車の片道が夜行だったため、車中泊を考慮して設置されていたものです。
で、写真を拡大してみたら。

やっぱり!
まさか四国で155系のシートに出会っていたとは思いもしませんでした。というかもっと着ろsくと検証しないとですね(汗