燕返し・・・
① 身を急に反転させること。また、急にもとの状態に戻ること。
② ある方向に振った刀の切先を、急に反転させて相手を斬る剣技。
③ 柔道の足技の一つ。相手の足払いを瞬間的に足払いで返す技。
(格闘ゲーム「サムライスピリッツ」のツバメ返し・・・なお、②とは違うようです)
前回の記事が『美丈夫』でしたが・・・
美丈夫として、一人忘れていた人がいました。
佐々木巌流小次郎です。
宮本武蔵との仕合・・・巌流島の決闘が有名です。
両者は、関門海峡にある「舟島」で闘ったわけですが・・・
この「舟島」が、敗者である佐々木小次郎の別名「巌流」にちなんで、「巌流島」となったわけで・・・
もし、武蔵が敗れていたら、巌流島は「武蔵島」とか「宮本島」とか呼ばれていたかもしれません。
なお、昭和62年(1987年)にアントニオ猪木とマサ斎藤が無観客・無制限時間・ノールールで、この巌流島で闘っており・・・
これも「巌流島と戦い」と呼ばれていますが・・・武蔵が負けていたら・・・「武蔵島の戦い」?・・・
いや、武蔵が負けても島の名前が変わることがなかったりしたら・・・「舟島の戦い」・・・
話がズレましたが・・・
佐々木小次郎は、映画やテレビドラマではイケメンな役者さんが演じており・・・まさに、美丈夫!
昭和・平成の名優 高倉健さんが演じていたこともあるようです。
しかし、佐々木小次郎・・・
詳細な経歴がよく分からず・・・謎の多い人物です。
実際に、宮本武蔵と決闘した時の年齢がわからず・・・
現在のドララマなどでは、武蔵より若くて、やや細身の剣豪として描かれることが多いですが・・・
江戸時代の錦絵などでは、宮本武蔵より年齢の高そうな、ごっつい髭面の剣豪として描かれているものが見られます。
その佐々木小次郎の剣技として有名なのが「燕返し」・・・
振った刀の切先を、急に反転させて相手を斬るもので・・・イメージ的には、こんな感じ・・・
上から下に振った後に・・・切先を反転させて、斬り上げる・・・
一振り目に避けられても、そこに近寄ってきた敵を斬り上げる・・・
理にかなった必殺剣技なような気がします。
ただ、剣は鉄でできており、かなり思い・・・
しかも、佐々木小次郎の刀は「物干竿」と呼ばれるくらいの長剣・・・
とても、重いような気がします。
NHKの『歴史探偵』で、燕返しのことを取り扱った回がありましたが・・・
長剣を上から下に振るのも、意外とスピードがつかないそうで・・・
それを反転させて、斬り上げる・・・それを実戦用の剣技として使うにはかなりのパワーが必要なようです。
そう考えますと・・・
佐々木小次郎は、けっこうなマッチョ侍・・・
この手の佐々木小次郎が現実的かもしれません。









