デオキシリボ核酸・・・
Deoxyribonucleic acid、略して DNA。
生物の遺伝情報を担う物質。
化学的には、リン酸、糖(デオキシリボース)、塩基(アデニン、グァニン、シトシン、チミン)で構成される。
デオキシリボースに塩基とリン酸が結合したデオキシリボヌクレオチドの重合体が鎖状の高分子となり、このような鎖が2本平列し、相補的な塩基による水素結合を介して二重らせん構造を形成している。
先週の日曜・・・
旧東京音楽学校奏楽堂や・・・
東京藝術大学大学美術館に行ってきましが・・・
国立科学博物館にも行ってました。
こちらの特別展が開催されてます。
古代DNA 日本人の来た道
古代の生物の標本から抽出されたDNAを『古代DANA』というそうです。
古代人の骨に残るごく僅かなDNAを解読し、人類の足跡をたどる企画です。
日本人のルーツ、古代日本人の変遷を遺伝子レベルで解析した内容を展示してます。
内容的に、大人向けの内容っぽさそうなので、あまり混んでないだろうと踏んで行ってみました。
予想したように、他の企画の時に比べると、空いていたと思います。
まぁ、この日の天候が悪かったこともあったとは思いますが・・・。
さて、今回の目玉の一つとも言えるものが、会場の冒頭の方に展示されているコチラの人骨。
白保竿根田原洞穴遺跡4号人骨です。
白保竿根田原洞穴遺跡は沖縄県石垣市にあるそうですが、こちらは約2万7千年前の人骨になるそうで、全身骨格がほぼ残った人骨としては国内最古になるそうです。
こちらの骨から復元した白保人の顔がコチラです。
なお、DNA解析により、この白保人と北東アジアの集団のDNAが縄文人の形成に関連していることが分かったようです。
旧石器時代の人類である白保人の後は、縄文時代以降の人骨、道具や発掘物などが展示されてましたが・・・
それについては、次回の記事にて・・・。
(つづく)