叡嶽・・・
比叡山を中国風に呼んだことば。
叡岳、叡山。
先日、こちらの展覧会に行ってきました。
寛永寺創建四百年 根本中堂天井絵奉納記念
手塚雄二展 雲は龍に従う
手塚雄二さん(1953年~)は平山郁夫に師事し、東京藝術大学在学中に院展に初入選、39歳の若さで日本美術院同人に推挙されるなどの活躍を続けてきました。
また、長年にわたり東京藝術大学の教授として後進の育成に励み、2020年3月に東京藝術大学を退任、現在は名誉教授となっています。
寛永2年(1625年)に創建された上野の寛永寺の400周年を記念し、寛永寺の天井絵≪叡嶽双龍≫を手塚さんが制作・・・
本年に完成され、2025年の奉納に先駆け、いくつかの美術館を巡回しながら公開しています。
私は、10月19日~11月17日に横浜のそごう美術館で公開されているのに行ってきました。
その天井絵・・・叡嶽双龍がこちらです。
(撮影OKでしたが、大きすぎて全体を撮ることができませんでした・・・。)
天井ではなく、床に展示されていました。
大きいので、立てかけることもできないんでしょね。
でも、本来は天井に飾られるものですので、上から覗き込むということは奉納後にはできなくなるわけで・・・貴重な体験です。
なお、明墨と呼ばれる明王朝時代の墨や、金箔、金泥、プラチナ泥といったものが使用されているそうです。
双龍ということで・・・阿形の龍と・・・
吽形の龍・・・
ちなみに、会場の別な場所に、下絵が展示されていましたし・・・
掛け軸として制作されたものも展示されていました。
≪叡嶽双龍≫という名前でしたが、比叡山(延暦寺)の龍という訳ではなく・・・
東叡山(寛永寺)の龍ということなんでしょうね。
会場には、他の作品も展示されていました。
なかなかすてきな作品が多く・・・
それが撮影OKというのも、感激ですね。
風神と雷神を描いた作品も大きくて、圧巻でした。
右の四曲二双屏風が「雷神雷雲」・・・
左の四曲二双屏風が「風雲風神」です。
展示されている作品数は多くはありませんでしたが、スケールの大きなものが展示されており、見どころのある展覧会でした。
それと、天井絵が奉納されたら、寛永寺に行ってみようと思います。












